今朝、朝食の支度をしながら、たまたまテレビの「朝ズバ」を見ていたら、石川 遼くんが出て、サウンドウエッジを使ってゴルフボールをリフティングしていた。サッカー選手もリフティングを延々と出来るが、ゴルフボールでもやるんですね。何のためかというと・・
ボールの重さを感じる、そして正しい位置に当たったときの(スイートスポット)の感触を覚えるのだそう。
チェロも同じ。正しい音程、正しい合理的で力のいらないボーイング、発音、それを1度出来たら2度3度といつも出来るように心がける。スイートスポットに当たらない音を平気で出し続けたら上手になれっこない。
でも、その前に、ともかく「良い音」を覚える、徹底的に覚える事が大事、良いか悪いかの判定は自分の耳。この耳を鍛える。この耳の訓練は、きっとチェロ歴に関係なく、チェロ以外でも出来ている人は出来ているのだろうと思う。出来ていない人は自分では分からないから、先生から今の音程はよい、今の音はよい、と教えてもらって、そうかなぁと思いつつ繰り返し練習して、その音でなければ気持ち悪いと感じるまで耳を鍛えないといけない。私のように出来ていない人は、ゆっくりと何度も繰り返し注意して覚えなくてはいけない。改めてそう思いました。
私も今年のレッスンでの一番の収穫は右手の発音に対する耳。
「腕の重みが乗っていない。」
「押さえつけて響きがない」
「弓のスピードが速すぎ」「もっと弓を動かして」
「弾き始めはしっかり弦をとらえて」
「弾き始めが硬い」
相反することを判断するのは耳しかありませんからね。
投稿情報: ダンベルドア | 2009-12-31 19:16
ダンベルドアさん こんばんは
しかし、「力を抜く」「重みをかける」など実際にどうすればどうなるかを目で見て分かればよいのですが、マイクと波形ソフトを使って音痴を直す事ができるようですが、重みが持ち方や弾き方でどう変わるか、簡単に目で見て分かる方法はないでしょうかね。
投稿情報: goshu | 2010-01-01 19:41