3ヶ月ぶりのレッスン。この間旅行したり遊びすぎ(^^;) チェロアンサンブルの練習や楽譜の整理みたいな雑用に追われていた感じ。実質この曲の練習はせいぜい2週間くらい。パガニーニの最初のレッスン。みんな速いと思ってるけどそんなに速くなくて良い、とのこと。とりあえず最後まで注意を受けながら弾いてみました。
楽譜はジャンドロン版とフルニエ版の両方を私は見ていて、更にいくつかの相違点について研究。それぞれに音楽のとらえ方、趣味などに特徴がありそういうフィンガリングにするにはそれぞれ理由がある、私には技術の限界も趣味に違いもあるわけだから努力しても無理なところはあきらめて(しかし本来はこうあるべきだ、例えばこの箇所はどんなボーイングであっても良いが軽く弾くとか、と言うことは知った上で)私なりの工夫をすればよい。私としてはともかく弾きやすいように音程がとりやすいようにとごちゃ混ぜに(^^;)
「最初は苦痛じゃないかと思ったんですけどどうですか?」と最後に聞かれたが、とても楽しいです、「あっそれなら良かった!」チェロを弾いていたら幸せ、とても楽しい「よかったよかった」 本当にこの1週間くらいの間に急に指が動くようになり練習が楽しい。
そもそも練習が苦痛だったことはかつてない。趣味なんだから苦痛ではいけないし人から見て頑張っているとか苦労しているとか努力しているとか見えたとして本人は楽しいだけ。大変だけど楽しい、と言うこと。
アマチュアが練習が楽しいと思うときは色々だろうが、音程についても、良いと思っていて狂っているのは最悪、それが違うと言われてもなかなか納得しない(他人の音程の悪いのはすぐ分かるのに自分のが気持ち悪いとはなかなか思わないのは何故だろう(^_^))、修正され納得して絶望してそれから改善策を教わり出来るようになって来て気持ちよく弾ける「見込み」がたったときも嬉しい。小さな事でも運指を教わり何だこうすれば弾けるのかと思ったときも嬉しい。深い粘りのある音がしないと思っていてもどうして良いか分からず、ヒジから弾くのだと言われ半信半疑で気を付けているつもりでもぱっとしないが、ある時意外と良い音だと思い更に念には念を入れて工夫すると安定して良い音がしたとき、天にも昇る気持ち・・・そういう「見込みのたつ(だから練習の甲斐がある)」嬉しいことが半年に1回位あれば随分進歩するもの。(^^;)
今回の練習で気をつけていたことは、練習時間の中で、弾けるところは飛ばして、弾けないところを重点的にゆっくり繰り返し練習する事。何よりテンポを大事にすること。弾けるところ気持ちよいところばかり弾いては練習にならない、時間の無駄。
> 弾けないところを重点的にゆっくり繰り返し練習する事...
これ、最近痛感しています。この前の「速く弾くには」と合わせて、そうなんだな~とうなづいていました。
たぶん「ここ弾けてない」と自覚することが大事なんでしょうね。明らかに技巧的に難しいところは自覚しやすいですけど。
投稿情報: yoshi | 2009-12-19 11:28
yoshiさんは 相当チェロが上達したみたいだからそう思えるんですよね。普通仕事があってたまにチェロが弾けるときはリラックスしたいしストレス解消にもなるしで、好きな曲好きなフレーズを練習とかじゃなくて何度も気持ちよく弾きたい、と言うのが普通じゃないでしょうか。それを「練習しよう」と思うだけでもすごいこと。レベルが一段上がったんだなと思われます(^_^)
投稿情報: goshu | 2009-12-19 19:06