もう1つの段ボールは、昔から書きためた論文?やその資料がぎっしり。こっちの箱は日記や旅(といっても奈良と京都ばかり行っていた)の手帳。京都や奈良の寺の仏像の配置や、石の配置、一寸休む度に周囲をスケッチしていたものが列車の切符と一緒に丹念にまとめられている。(下のノートの左は京都・仁和寺の庭の石の配置、右のスケッチは嵯峨野・落柿舎の入り口)
あの頃はやたらに本読んだりレコードを聴く度に感想をまとめ、目にとまったものを鉛筆でスケッチしていた。
やっぱり若い頃はマメというか、よく調べメモをとっていた。今の人はお喋りにあまりに沢山の時間を費やしているなぁ。昔のものを見ると、いかにもたった一人であぁでもないこうでもないと思いを巡らしていたかが分かる。それがよいかどうかは別として。
高校の頃は、モンブランの万年筆とロイヤルブルーのインクを使うこと自体が楽しくて楽しくてむやみに文字を書いていた。内容なんかどうでも良かった。しかし、斜めにかしいでいて今は(当時でも?)判読できない(^^;)
ま、持っていても仕方ないしこんなものを残されても迷惑だろうから、整理してとっとと捨てることにしよう。
もったいない!手で書いたものはそれしか残っていない(もしかしたら)貴重な歴史的記録かも知れないじゃないですか。いつ何時だれかの役に立たないとも限らない....残しておいて後の歴史の審判に委ねてもいいんじゃないですか(^^;)
投稿情報: yoshi | 2009-12-23 13:22
yoshiさん
いやぁ役に立つものはないでしょうね(^_^)でもその当時(45年前)とった写真とかで今既に失われていたりするものもあるでしょうし、そういうのはチェックしておこうと思います。奈良や京都の街並みなどすっかり変わっているでしょうし。
京都の名のある庭は許可の必要なところは事前に許可を得て、殆ど全部見て回りましたし、今拝観禁止になっているところもあるでしょう。(当時の趣味はギター及び仏像鑑賞と庭鑑賞でした)私の行った頃はもう借景庭園などは肝心の借景が崩れていましたが今はもっと悲惨かもしれません(^^;) それにしても庭は日本の心ですね。来年は久しぶりに京都に行きたいと思っています。昔の写真とか見ると懐かしい!日本人がどんなものかはその日本人が長年愛し続けたものがどんなものかを見るだけで分かります。
投稿情報: goshu | 2009-12-23 13:45
お子さん達が見たら喜ぶと思いますよー
京都・・・
近くに住んでるのに、京都のお庭とか寺社仏閣にほとんど行ったことがありません。私も来年は京都を旅してみようかな・・・
投稿情報: miho | 2009-12-24 20:56
mihoさん
灯台下暗し ですね。多分私は京都の人より沢山見ていると思います(^_^) 庭は京都ですが仏像は奈良に惹かれます。それに野仏もたくさんあるし。とても見切れませんね。近くなのにそれを見ないなんてもったいない。京都で一番好きな庭は三千院。宮廷美学の集大成である桂離宮も良いですが建物の中に入れてくれませんし、ガイドに挟まれて落ち着かない。ただいずれにせよその思想や背景など少しは知っていた方が良いですね。やっぱり歴史遺産ですから。
投稿情報: goshu | 2009-12-25 00:09