もし、私が入団すると、うなり始めるのではないかと心配です。室内オーケストラというジャンルのメンバー30人以下の小さなオケ。ハイドン・モーツァルトが中心です。大曲名曲をやりたい方には向いていませんが、精緻なアンサンブルを好む人には理想的? 前に所属していた2つのオケもこういうオケでしたし。初めての見学でしたが、知っている人がチェロに2人、バイオリン、ビオラに各1人づついました。私より若い人は数人でしたが(^_^)、温かく迎えて頂き、「入って良いかどうか見学に来た方です(逆オーディションかぁ!のヤジあり)」と紹介されました。
最後まで見学していましたが、指揮者は大変細かく、演奏上のことや音楽上の注意をしていました。なかなか面白い、こういう事ってなかなかオケにでも入らないと聴けない話。
「そこのオクターブで弾くところは、上の旋律は下の響きの倍音を弾くような感じで・・・」とか「ピッチカートは、弦をぶるぶる震わせるんじゃなくて、弦を弾いて駒を通じて楽器を響かせるような感じで、駒を狙って」とか、「そこは水車のように、いつもモーターのように同じ調子でぐるぐる回るわけじゃなくてダムがあれば水の流れも変わるし水の流れが変化すれば水車の回り方も変わる、いつも同じ調子じゃなくて・・・・こうした方が自然に聞こえる」とか、「怒った感じのfpになりやすいけどいつも笑顔で、そういうfpを」・・・等々、まぁものは言いようなんですけど、この気持ちだけで音は変わるんですよね。高校野球で、甲子園に行ってから強くなる、と言うのがあるけど、監督の話や周りの雰囲気が、急にうまくなるわけないはずなのにそれまでの練習で学んできたことを一気に花開かせるみたいなところがありますね。それと似てる。
4月に定期演奏会だそうで、今から入っちゃえばとも言われましたが、1年近く練習してきた皆様にそれでは申し訳ないから、5月から入団しようかと思います。今度の曲は今日の会議で決まるとか。何をやるのか楽しみです。弾けるかどうか心配。
1月から初めてオーケストラに加わってみて驚いたのですが60とか70とか(一緒にしちゃ失礼か?^^;)のかたたちが元気ですね。特に弦。
そのかわり若い弦奏者が少ない。20代30代の層にも一定数の奏者はいるんだと思いますが、オーケストラに加わるには色々忙しい年代なんでしょうか。
とにかく50くらいじゃヒヨッコ扱いで、それはそれで、ある意味やりやすいし新鮮な気分を味わっています。
投稿情報: yoshi | 2010-02-20 10:00
yoshiさん どうも
(^_^) よくアンケートの年齢欄に「60以上」というのがあったりしますが、あれは失礼というもので、せめて「70以上」にしてもらいたい。たとえ必要なくてもですよ(^_^)「以上」ってのは「どうでも良い関心ない」という意味でしょ・・すると「80以上」にしろという声も・・?
投稿情報: goshu | 2010-02-20 10:58