楽器の練習と勝手が違って、何時間さらうかではなく何枚書くかと言うのがおさらいの目安?。沢山書いてもしょうがない、1枚1枚大事に集中して書くのが良いらしい。楽器だったら、これほど丁寧にはやってないなぁ、紙も高いのでもったいないという意識もあるところが違う・・??いやいやチェロだって一音一音、音程はよいか、音色はよいかと考えて弾くべきなのは変わらない。いくらやってもただというのがいけないのか。千回弾くと弦が切れるとかしたらもっと集中して大事に弾くかも・・・
しかし、集中して書くと疲れる、1日5,6枚書けばもう足がしびれるし(^^;) 全体のバランスがどうにもかっこつかない。大体、太さが安定しないから字がつい大きくなったり小さくなったりする。
お弟子さんの話を聞いていると、「先生のは力強く書いているようで力は入ってないのよね」 これはチェロのボーイングや運指と全く同じ。力が抜けているから思った通りに書ける(弾ける)と言うこと。ましてや柔らかい筆の毛にどうして力がいるものか・・・でもさらさらと書いているわけではなく所々でぴたっと筆が止まる時もあり、このリズム感が何とも美しい・・・
枚数で言うと、10日前から始めてこれで30枚。「払い」というのがどうしてもうまくいかない。まだ始めたばかりだから当たり前。
チェロの練習を毎回録音してチェックするのと同じ?で、すぐにどこがおかしいか分かるところが書道の良いところ、困ったところ。消えてくれない、消しゴムで消せない、直しが効かない・・あ〜あ
コメント