カレー大作戦

 こっちはSB、あっちはハウスのレトルトカレー。今日のお昼は自分の食べたいものを選んでどうぞ、というもの。

　20年来のハーモニカのサマーセミナー。2年前からこういう形式になってしまった。
　昨日、そして明日も、コンサートがある。この8月にレコーディングの予定のデュオコンサート。昨夜、コンサートが終わったばかりの崎元譲さんに伺ったところ、「良いお客さんを呼んでもらってとても良かった」レコーディングの前にコンサートをやるのはやっぱり良いですか？「そりゃそうですよ。そういう気持ちでやらないと･･機械的な演奏はしたくないから」「本当に良いお客さん達で良かった。音楽を仕事にしていて本当に良かったと思いますね」とのこと。
　ところで、この合宿の生徒さんは平均年齢70歳位以上と思われるが、ものすごく熱心、アマチュアでこれだけ熱心な合宿は稀である。朝から晩までプープカ吹いているのはどうと言うこともないが、チャンと音階練習から始まり、無駄な遊びの音出しというものがない。先生のレッスンも本格的で、「まぁいいんじゃないですか」なんて言ういい加減な讃辞なんてものはなく、音楽的にどうかと言うことを理詰めで細かく指導される。
　聞けば、皆さんこのために生きている、ということらしい。それが冗談でないらしく、先生がかつて亡くなった生徒さんのお葬式に参列したところ式場前に生前の写真が並べられているがそれが全てこの山中湖のセミナーでの写真だったというのだ。冗談で、皆さん歳だから、ここで倒れられたら困ると言う話をしたことがあるが、「いやぁそれだったら本望だよねぇ、ねぇ」と皆さん賛同する。やめてくださいよ、お願いだから(^_^)
　これもひとえに、崎元先生の熱心な人柄によるものだと感心。

　私も多少はチェロに熱心かもと思っていたが、足元にも及ばない。しかし、見方によれば、これだけ人を魅了し狂わせる？楽器演奏というのはオソロシイものだ。

　 それはよいけど、先生、2種類も食べるんですか