七夕の昨日はアンサンブル練習。ワーグナーの「Feierliches Stueck( 荘厳な曲)」という四重奏を練習。原曲が分からなかったけれど、教えて頂いた。歌劇「ローエングリン」の第2幕のこの場面。「エルザの大聖堂への行列」。美しい曲だけど、pppとか弾くのはアマチュアでは難しい。
伴奏パートでは、ppでトレモロを弾いたりしなくてはいけないし、メロディを聴いてそれに合わせたり、動きを表現しなくてはいけないし、難しいこともあるけれど劇的で楽しいし、勉強になる。
途中からプロの方も来ていただいて指導を受ける。ピッチカートの弾き方、ひっかけるのではなく弦を引っ張ってから放すだけ、柔らかい音。1stのメロディはたっぷりした感じを出すために16分音符をたっぷり弾く事、低音部は、ただ無機的に弾くのでなく常に歩くように動きを伴って弾く事。プロの方が4番を弾いて私と2人で見本演奏して下さる。とても気持ちよく弾きやすい!アンサンブルでは4番は初級者が任されることが多いけど、本当はとても重要で音楽がよく分かっていないといけないということがよく分かる。
今回は1st を弾いてみたが、pppから始まって、後半まで殆どピアノでメロディを弾く。滑らかな抑えた音にするため、安定した音程と滑らかな音の流れになるように、運指にも工夫をして、指替えをしながらあがっていくようにしてみた。
ところで、ワーグナーの編曲ものとしては、ユリ・ケイン・アンサンブル(バイオリン2本、チェロ、ベース、ピアノ、アコーディオン)によるベネツィアでのライブ録音が面白い。
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