弾くと、指先がやすりをかけたようにざらざらする。 そうだ、これヤーガーの感触というか最後の仕上げが良くないのか、外してアルコールを布に付けて何度もごしごしやる。それでもしばらく弾くと指の先が感じ悪い。やっぱりパーマネントとかは高級品?だけあってつるつるして気持ちよいのに比べ、ちょっとなぁ、である。
問題の音質だが、付け替えてすぐ分かるのは、音がクリアで艶があると言うこと。ヤーガーは張りが強く硬い弦という印象なのだが、弾きやすさに関してはそうかも知れないが音は良い。パーマネントが一般にそうだというわけでなく現状の楽器では、パーマネントは明るく良く鳴る、倍音が豊かで気持ちよい、その一方何となく腰が弱い、この状態の楽器にヤーガーを張ると、響きの豊かさはそのままで、音に張りと品が出る感じ。音程もとりやすい。ピンと筋の通った音というか・・・。楽器を鳴らすのが楽しいと言うより、音楽に気持ちが行く。だから、しばらく、フォーレのソナタ2番とか弾いてみた。
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