25年以上続いているチェロの会(むか〜しストリング誌の倉田先生の誌上レッスンで仲間になった人達の会)。今年は特に充実した会でした。土曜の昼前から集まって,ピアノ合わせ、夕方からソロ発表会、夜は懇談会。朝からフォーレのピアノトリオのレクチャー、チェロアンサンブル、昼から湖畔のカフェに。
1,ブロッホ「ニグン」
2,バッハ「無伴奏チェロ組曲第3番プレリュード」
3,ベートーベン「チェロソナタ第2番第1楽章」
4,ゴルターマン「ラ・フォア」
アンコール? フランクール「チェロソナタ、第1,2楽章」私の予定では、ゴルターマンだけで終わるつもりで申告していたのですが、「そうはいかないわよ」と言う誰かの悪巧みで、「アンコール!フランクール!」という拍手で,最近さらっていないのにフランクールを弾く事に(^^;)
5,ベートーベン「チェロソナタ第3番第1楽章」
サンサーンス「カンタービレ」
6,ブラームス「チェロソナタ第1番第1楽章」
7,ボエルマン「交響的変奏曲」
仲間内だけの会なので、一般聴衆無し、だから気楽にみんなが課題に取り組むわけですね。私は問題点だらけですが、特にハイポジションの3の指の時に手首が上がることを注意されました。
来年に向けて,全員の課題曲として今年の音楽コンクールの課題曲、デュポールの練習曲第8番に取り組むこと!(見た目は簡単そうだが実は難しい) それか古典の曲(ビバルディ、サンマルティーニ、バレンティーニなどなどを勉強することが大事と)、又は余り有名でない小品・・
で、懇親会が延々と・・寝たのが2時過ぎ
フォーレ ピアノトリオ
いつも特別参加のバイオリン製作家でありバイオリニストでもあるMさんの希望によりフォーレの研究。1時間以上にわたって、時々、昨晩ソロを弾かなかった2人が交代でチェロパートを弾かされつつ,フレーズの作り方、音色、音を伸(の)すこと・・勉強になりました。
チェロアンサンブル
全員でカザルス作曲「東方の三賢人」私はおまけの2番担当。
チョロトリオ(長老の三賢人)による チェルベット トリオの第1楽章 私は3番担当
午後は、サンドイッチを作って湖畔に
最近出来たばかりの知り合いのカフェ「プティカ」 貸し切り状態で。事前に電話しておいたので,持ち込んだサラダやサンドイッチを並べてビュッフェスタイルに。自家焙煎のコーヒーや様々な香りの紅茶がおいしい。
「ここでチェロを聴きたいですね」
「せっかくの雰囲気を壊さないかしら・・・」
いえいえ・・・
白鳥、バッハのブーレ、夜曲、鳥の歌・・などを聴かせていただきました。特にブーレは素晴らしく,これまで聴いた誰のどの演奏よりも音に言葉の重みがありごく自然に心の中で涙が流れるようでした。後で伺ったら,被災者に捧げるつもりで弾いたとのこと。
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