左は簡単にできるけど右は難しい。力も乏しいし、神経も通ってない。「脱力」のためには先ず筋力。
セブシックのボーイングエチュードをやっているとちょっとやっても疲れる。指の機敏な動きをするには、筋力が必要と思う。左指の訓練はチェロを練習していれば自然にしていることになるけど、ボーイングについては、特別なエチュードをやらなければ、脱力にばかり気を取られて?あまり鍛えることが少ない気がする。
ちなみにこの木のボールは、前に買った檜の風呂の蓋にサービスでついてきたもの。入浴中に遊んでみる程度の筋トレ?でないとやる気がしないので。昔、ボールを使った手品があったが、それを思い出して、左では指に挟んで各指の間に移動する練習とかしてみる。これも、右の方は鈍い。右は意外と未開発の部分が多いと思う。右利きの人は右手の方が自由に使えるはずだが、神経はそうなっていても筋力は別のようだ。
解剖学的にチェロ奏法を研究した本は前に読んだことがあるが、もっぱら左指に負担がかからず楽に開く方法とか、そういうことくらいしか印象にない。もっと全体的に科学的に分析した研究はないだろうか。これこそ、日本チェロ協会で、スポーツ医学なんかと協力して研究してもらいたい。
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