あ このタイトルは「首の差で」という曲のもじりです。(^^;)
エヴァ・ピラッツィを1,2弦に張って約3週間・・どうかなぁ・・だから、弾いている本人と離れたところで聴く人では違う音だから、そこんとこがつかめない。一番気持ちよいのはパーマネントなんだけどなぁ
狭い部屋で大きな音で弾くとすぐ直接音が跳ね返るので、ノイズ成分が多く混ざるだろう。すこし広いホールで弾いてみないとノーマルな音の状態は分からない気がするし・・・困ったモンだ。少し離れて聴いている女房に尋ねると、エヴァの方が明るくて良いという。ほんとか、・・いやいやむやみに明るいのも困るので、パーマネントの方が艶があると思うんだけどなぁ・・わっかんないなぁ・・どうしたもんかなぁ・・・離れたところから録音して比較してみようかなぁ・・・と以前にも思って、高価な録音機を買ったものの、信用ならない、スピーカーが原音再生するタイプじゃないから、エクリプスのスピーカーを買ってみようかなぁ、高いなぁ、イヤフォンじゃどうだ、とこれも3種類くらい買ってみたけど、信用ならないなぁ・・・レコーディングのマスタリングプロデューサーに聞いたところ、どのスピーカーが良いかということについて、正解はない。要するに比較検討する基準に自分が定めるスピーカーがリファレンススピーカーというだけで、そのスピーカーが忠実に原音再生しているわけではないとのこと。
(なんちゅうか、要するに私はパーマネントの方が良いと言う結論を得たいのだろう(^^;))
そんなヒマがあったら、もっと練習しろといわれる、お前の演奏の誤差の方が遙かに大きい・・・だろうなぁ・・
・・・しかし、音質を決定づける要素は実に多様なので、何かに特定することは難しい。ともかく明日は楽器を工房に預けて、駒の高さ、ネックの角度、指板など、もっとも標準と思われるように再調整してもらう予定。駒の作り替えもあるだろうし、弦についてはそれからにしよう。そんなことやろうとやるまいとたいして変わらないと人は言うだろう。けれど弾いている本人は、0.2mm駒の高さが変わってもその音の違いが分かる。口の中の異変を舌は何倍にも大きく感知するのと同じだ。そんなことどうでも良い、と思っている人はそういう音楽を作り出すものだ。「違いが分かる」かどうかは非常に微妙。何ミクロンの精度を手作りで出す職人がいる、神業とも思えるが、似たようなことは全くの素人からすればあちこちで見られるものだろう。演奏家はみんな「をたく」だとピアニストの中道郁代さんが言っていた。
ところで、私はエンドピンはカーボンが好きなので、2台ともカーボンを装着している。オケの他のメンバーは全員ただの鉄の棒だ。カーボンを勧めても、笑っているだけ。楽器にミュートをぶら下げても、布をテールピースに挟んでも、テールピースを木からプラスチックに変えても音は変わる。勿論弦を変えても変わる。どうして関心がないのか分からない(^_^) あんまり音に関心がないらしい。プロでもそういう人はいる。弦は切れるまで張り替えないという人もいるし・・・
ま 音の差=演奏の差 というわけにストレートには行かないのは仕方がないが、ただ弾いている本人の気分は全然違う、ということ。
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