バッハの「サラバンド」、「ハウルの動く城」は勿論、東北の被災地のために作られ、全世界からその演奏が届けられているトロンボーンの曲「The Song for Japan」をチェロ四重奏に編曲したモノも,やってみました。これはなかなか素晴らしいモノなので、さらにアレンジして完成させる予定。この他、ダヴィドフの「讃歌」、ブリテン:シンプルシンフォニーの「サラバンド」、ビートルズ3曲、ピアソラの「アベマリア」、季節限定「さくらメドレー」などなど・・
だいぶ初見力がついてきたようですが、それより,ビートルズなどを弾き散らかしていると、遠慮会釈なく大きな音を出すようになり、楽器が鳴るようになって,そのせいか響きが良くなったような気がします。響きが良くなると音程も良くなって、始めどうにもならない感じがした(^_^)サラバンドも「おぉ、結構いいじゃん」と自己満足できる程度にはなりました(^_^)
途中、発表会が近いというAさんが予定の「コル・ニドライ」を弾き、あぁだこうだと助言?を受けていました。人の演奏の批評をするのは簡単(^_^) 言っても出来ないことを言っても仕方ないので,少し改善する見込みのある事だけ言うわけですが、それでも知らないより,気がつかないより気がついた方が良い。
それに関連してちょっと思うのですが、細かな技術的欠陥、音程の悪さ等々無数に問題がある・・でも、ちょっと練習したら出来るようになる速いパッセージやじっくりやれば改善する音程の間違いとかは(当然大事だけど)それが出来たからといって大幅に演奏が良くなるわけではなく,もっと根本的な音楽性に関わるような事に目を注ぐべきだと思う。
聴くに堪えない,その人の演奏を楽しめないのは、小さなミスや失敗ではなく,その人の固有のクセだ。大概そのことに本人は気がついていない。人から言われることもあったろうがあまり気にしていないのだろう。明らかな間違いなら人も指摘するし自分でも分かるけれど,クセのようなモノは,気がつきにくい。ちりめんビブラートも演歌ビブラートも本人はなかなか気がつかない,分かったとしてもそれが自分の演奏にどういう影響を与えているかは分からない。(分かっていれば自分の音楽性や人格?の名誉のために必死に直そうとすると思う)
それぞれの人にそれぞれの「クセ」があり,それはなかなか改善が難しいけど、気がついていつも注意して入れば少しづつ改善する。1つ改善すると、それはたった1つのことではなくて、大幅に演奏が良くなるものだと思う。その人のクセにもなっているような深い欠陥は是正されればその効果は絶大だと思う。
クセのために問題になるのは・・音を鳴らしているつもりで楽器が鳴っていない,美しいビブラートができない、歌いたいのに歌えない・・・というようなことの元にあるもの、人によりそれぞれ、だけど、これだけは気になると言うようなクセは自分で知って,徹底して直した方が良いのだろう。どうしてなかなか直らないのかというと、自分のくせに気がついていないと言うより,それが良いことだとどこかで勘違いしているのではないだろうか・・という気もする。どんなに楽器が弾けても音楽性に乏しい演奏といえばそれまでだけど。・・ま、自分のことはなかなか気がつかないけど人のことはよく分かる。
自分でもわかってないクセ・・・あるのでしょうね。
ここはズバッとgoshuさんにご指摘いただきたいです!
演奏のまずさを指摘されるのは耳が痛いものだけど、そこをこらえて受け入れたいと思います。決して逆恨みなどいたしませんので(笑)、ぜひ機会あればお願いいたします・・・!
投稿情報: まかべ | 2012-04-11 15:50
あれ?まかべさん こんばんは
まかべさんは 聞く度に少しづつ進歩しているし,何か特定の問題があるとは思いませんね。というか、ソロを聞いていると分からないけどアンサンブルやると分かるって事もありますね。おいおい、なんでそこをそういう風に弾くんだよとかね(^_^) 今度気をつけて見ましょう(^_^)
投稿情報: goshu | 2012-04-11 20:12