さて、家に帰って弾いてみる。全体のバランスが良くなって来た。D線は、ラーセンのミディアムを張ることで音色のバランスがよくなったようだ。エバ・ピラッツィは線が細く、軽く明るい音がするが、A線が鳴りすぎる感じ、逆にD線はつまった感じに聞こえるが、例えば、D線だけラーセンのソリスト、ソフトにすると改善することがある、らしい。ある有名チェリストもそうして鳴らない楽器が鳴るようになったとか・・。楽器がそもそも違うのだから真似しても駄目だろうけど、大体、チェロのD,Cはなかなか良く鳴ってくれない傾向がある。C線はタンスグテンとかソフト弦とか使うと楽に音が出るようになる事が多いが、D線が、ちょっと厄介。考え方は、ソリスト弦は大体ぎゃんぎゃん鳴るのでつまった感じを改善出来る可能性がある。さらにソフト弦は線が細くより鳴らしやすくなる、こうしたことの相乗効果を期待するわけだけどやってみないと分からないし他の弦とのバランスもある。
弦を取り替えるのは一番手っ取り早い方法だけど、無闇にとっかえひっかえやっても混乱してくるばかりなので、やるなら少しづつ1本づつ試さないと、ポーカーみたいに、2枚替えとか3枚替えとかやってもよいカードが手に残るとは限らない。
アルペジオーネは、低音から高音までまんべんなく音を使うし、AD弦のハイポジでメロディを弾いたりするので、試奏用に適してるかも。実験の結果、今のところ、この弦で1週間は弾いてみよう。D線のみラーセン、他はエバピラッツィ。D,Gはほぼ好みの音。Aも良く鳴るが、離れたところで聞いたらどうなのか・・・。
良い色ですねえ。
弦は、暫くは買えないつもりです。
製作家が良いと思った組み合わせであと数年弾き込みたいです。
2006年生まれですから、一応10年ということで
2016年までは替えないかな。
投稿情報: えにお | 2012-06-02 08:07
えにおさん おはようございます。
そうですね,特に不満もないのに,興味本位で変えるのはお金と時間の無駄ですね。少なくとも2,3年は(^_^)
フレンチチェロは明るい外観同様驚くほど明るい音です。だから、歌う曲が弾きたくなるlバランスよく,音の出にくいところがない。ペグも滑らかで,弾きやすく扱いやすいです。(^_^)v
投稿情報: goshu | 2012-06-02 08:29