今日は月に1度のチェロアンサンブル練習。今日はプロチェリストも参加して,楽しく充実した1日でした。音程とかひどいものなのだが,言っても治らないから、あまり指摘せず,模範演奏を聴かせるということが主で、どんな風に音を出すのか,勘の良い人なら学ぶ事が多いもの。
分かんない人はどうやっても分かんない。4番パートの音の出し方は、重要、これで音楽の性格が決まってしまうかのよう。「オルガンのペダルのように・・」「この部分はビブラートしない方が良いかも知れない」「スラーのついているところはスラーがついているように,区切って・・・しかし、音楽が切れてはいけないので,長いフレーズはそのように感じられるように」「最後の音は全員で息を吐く・・・」「そこは短調になっているところだから、そのように、ただ弓を横にひくだけ,丁寧に・・」
演奏は,意識が大切だ。なにも考えずにただ楽譜を追っていても駄目。こんな風に弾きたい,こんな音を出したい・・・と。
バッハの「サラバンド」、ハウル、ビートルズ、ブラジル風バッハ、その他、今度のチェロの集まりでやる曲を一通り。その後、初見で、シベリウスの何チャラ言う曲とか、バッハのコラール「目覚めよと呼ばわる声がする」とか、チャイコフスキーの「アンダンテカンタービレ」チェロ5重奏版、なかなか気持ちよいのは,プロチェリストがソロを弾くんだから,当たり前。みんなの楽器も弾いてもらい,全然音が違う,同じ楽器とは思えない・・これもいつも通り。
私のチェロの指板も、紙やすり5,6種類でぴかぴかに磨いて貰った。鏡のようにピカピカ。
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