ニスは、現在、職人さんがたった今まで使っていたものを少しだけ。アルコール分が揮発して塗りにくくなったら,アルコールで溶かす。そのアルコールも頂いた。と言っても、素人が楽器を補修すると言っても、床と擦れる角の部分や、手の当たる肩の角の部分などごく限られたところだけ、にしておく。少しづつ塗っては乾かし,ゆっくりとやることにする。
ついでに、A線の音のことを相談。ヤーガーがこの楽器では良い音がするが、線が細い気がする。エヴァだとなおさらだ。「弦の周りで華やかに軽く鳴ってるけど芯がないって言う・・」そうそう、もっと太い音が欲しい 「では、フォルテを試して見たら?」ヤーガーフォルテを使っているプロは沢山いるらしい。私みたいな非力なアマチュアでも大丈夫かなぁ、「大丈夫でしょう」というので、早速購入。ヤーガーミディアムは、巻き線が水色、ソフトは緑がかった水色、フォルテは赤だ。赤は好きじゃないけど、まぁ、後で得意の細工をしよう(^_^)
今つけているのは、Jager weich(ヤーガー ソフト)なので、早速交換してみよう。ちなみに現時点では、D線はラーセン ミディアム、G,C線はエヴァピラッツィ ミディアム。これまで使っていたイタリアンは,全てパーマネントでベストマッチだが、相当迷いの歴史がある(^^;)ので、こっちのフレンチは、これから決定するまでかなりの時間を要するだろう。
ヤーガーの問題は、安いのはよいが,長持ちしない,品質にムラがあって、ピラストロ社の弦のように高品質でない点。近年高価で高性能の弦がどんどん発売される中、それでもなおかつ、世界中の演奏家が愛用するのはその音色、とのこと。
楽器にあった弦を見つけ出すのはなかなか大変だし、その過程で楽器の特性も分かってくる。どうやら、この楽器はこれまでと違って,簡単に鳴らないようにするのが良いのかも?? カーボンエンドピンではなくて,充実した重めのエンドピンの方が艶のある張りのある音がするかも・・(だけど元々ついてたスチールパイプのエンドピンはちょっとなぁ・・)
当分悩みそう・・
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