4日間にわたるセミナー。初日は、十数人の受講生の演奏を一通り聴き、先生が4日間のレッスンプログラムを考える為のやりとりが行われる。仕事の合間にちょっとだけ見に行った。ドヴォルザーク、エルガー、ショスタコービッチの協奏曲、ブラームスのソナタ、等が聴けた。忘れないうちにメモを取っておこう。
高度な話は分からないし、聞いても無駄だが(^^;)、私でもすぐ役に立つ指摘もいくつかある。ソナタでは、ピアノパートもよく見ておくこと、カデンツァは自由に弾いても良いと言っても大切なリズムは崩さない、しっかり守るところと自由に弾くところを分ける、ホールの響きを聴いて、FFはF、pはpp位のつもりで弾くこと。薬指が突っ張るクセがある(ビブラートするときだけ手首が少し下がって指が突っ張る)・・、弓の使いすぎ、アップボーで肘を使って柔軟に!、そうでないと突っつくような動きになって音が強調されてしまう!
小学生だった子も今では高校生、すっかり女性らしくなってきたが、夜お菓子を食べながらみんなでケラケラ笑いながら話してる様子は、昔と変わらない。でも練習の様子(バッハ無伴奏)も見ると、あ、そういうことを練習するのかと感心もするし音が圧倒的に素晴らしい、通りかかった先生から、「あら、あなた良い練習してるわね」と言われてた。毎年来ている女の子に、今回は何を弾くの?と聴いたら サンサーンスだと。前にもやらなかった?と尋ねると、「いえ、初めてです・・あっ、小さい頃には弾きましたけど・・」と。今でも小さいけど・・そうなんだよね、その手の協奏曲とか小学生時代に一通りは弾いちゃうんだよね。
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