しばらく弾いていなかったらすっかりハイポジションの譜面が読めなくなっていたので、フィンガーチャートを作ってみた。赤丸がフラジオの位置。考えなくても隣の音との位置関係など瞬時に出来るようにならないと。親指と3の指は原則的にオクターブ。瞬時に正確に開く、これも訓練。
ハイポジションと言ってもメロディを弾くだけなら難しくはないが、2番チェロでハーモニーを作るとかになると簡単にはいかない。チャートが頭に入っていて正確なポジションを取れないとおぼつかない。チャートというかポジションインディケーターは、初心者用に市販されているものもある。かっこ悪いと思っても家で練習するときは使った方が能率的かも。(ちなみに、このチャートを販売しているsharmusic.com というアメリカの老舗ネットショップには、教育用の様々なアイテム・楽器部品などもあり、暇な人は覗いてみると良いかも。しかし、世界中の楽器ショップは様々なアイテムがあり、色々覗いてみると思わぬ発見もある)
今気がついたけど、チェロ弾きは楽譜を読むと、その音をどの弦のどこで弾くか瞬時に2種類は思い浮かべながら弾いてる。こっちで弾くかそっちにするかいつも考えてる。かつ、その音をどの指で取るかも前後の都合で選んでいる。凄く上手とか特殊でなくそれが普通だ。たいした鍛錬だと思う。そればかりじゃないから、まだまだ色んな事を考えたり工夫しながら瞬時に選び取っている。いやいや考えて見れば大変な事だ。ボケ防止に役立つかな・・(^^;)
フランクールのチェロソナタ。昔、楽譜を見ただけで、目の前が真っ暗になりもうやる気がなくなっていたが(^^;)、1,2年前に一応発表会で弾いた。良く弾く気になった、楽譜読む気になった、1日2小節なら読めるだろうと思って始めたのだが、そういうこつこつと努力するのは大の苦手だから、予定の倍以上時間がかかった。それでもやり通したのは自信になったが、もう忘れた。大体、いったん人前で弾くと、暗譜したものもすぐ忘れる。繰り返していなければ人間忘れちゃうんだ・・。反復練習と昔耳だこで聞かされたけど、一生反復練習か・・
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