ブドウの季節

勝沼ぶどうの丘よりの眺め
毎年この時期、勝沼のブドウ農家を訪問し、何種類ものぶどうを頂きながらお話しを聞くのが楽しみ。

今年は､天候に恵まれ､いつもより糖分が乗っているとのこと｡ぶどうは､品種により収穫時期が異なる。9月の今頃は､一番品種が沢山揃っている時期だ。蜂蜜のように甘いゴールドフィンガーは､あと1日2日で終わりだそうだ。あちこちに送ってもらう手はずをし､自宅用に4種類を持ち帰る。ブラックキング、シャインマスカット、ゴールドフィンガー､サニードルチェだ。ヨーロッパ種の皮ごと食べられるぶどうだ。これを食べきったら､もう他のぶどうは食べない。この農家の常連さんは､皆他のぶどうは食べないらしい。徹底した減農薬で、手間暇かけて丹精込めて作られている。皮ごと安心して食べられる。1度このぶどうを食べると､他のを食べる気がしないのだ。

20年以上前、雑誌で究極のぶどう特集があり、究極度120％と最高評価されたぶどう園、その名は｢山梨園」。ぶどう狩りとかはやっていない。1日3組限定予約の人だけ、このような珍しいぶどうを各種試食出来る。近年ワイン造りも手がけ､各種販売している。こちらも混ざりっけなしで人気がある。ぶどうもワインも行かれない人は勿論､送ってもらえる。私達は､長いお付き合いで、一緒に桃の花見に行ったり､晩秋おでんをつついたりする仲だ。これまでやってこれたのは､良いお客さんにばかり巡り会ったおかげだ､といいつつ､私が包装紙にくるまったぶどうに触ったりすると、「あ、ばい菌がついたから､値段は倍だね」とか言う。予約もなしに買いに行ったりするとひどく叱られたりするから注意(^_^)