ブログ仲間のyoshiさんによれば、イギリスのお葬式で最もリクエストされる曲は「マイウエイ」だそうだ。前に何かで読んだけど日本でも「マイウエイ」が一番人気らしい。
これは私としてはちょっと違和感がある。人の感じはそれぞれだからよいことだけど、良く歌われるシナトラの「マイウエイ」って,俺は十分やってきた,俺は俺のやり方でっていう自負の歌、死んでからそんなこと聞かされてそれが何だって言うんだ、と思ってしまう。何度も書いてるけど,私のリクエストは30年以上前から「モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番の第2楽章」だ。それは、死者が、残された生きている親しい人を慰める様な音楽だと思う。それはそれとして,チャップリンの「スマイル」も凄く良いな,と思う今日この頃。
明日は,義理の兄の告別式だ。最後までガンと闘った。努力家であり、いつも何かに挑戦していた人らしく。私とはだいぶ違う。私なら多分,ガンと闘うよりは、あっさりと負けて、苦しい戦いより美味しいものを美味しく食べ,やりたいことをやってさっさと終わりにする方を選ぶだろう。寿命が長くなることより,短くても楽しい方を選ぶ。生きながらえることに意味があるとは思わない。そもそも生命力に乏しいので(^_^)
それはともかく、葬儀というのは,残された人のためにあるもので、死んだら何もない。死んでもなお生きていたときのことを自慢したりしても仕方ない。自負や自慢は自己満足であってメッセージ性に乏しいと思うし。死んでもなお,俺は俺はと言いたいということなのだろうか・・。
勿論「マイウエイ」は素晴らしい曲だし,フランク=シナトラならではの歌詞になっている。長く生きて,終着点に近づいて,振り返って自分に誇りを感じるという曲としては素晴らしいが,葬儀の曲としてはどうかな・・・やっぱり。勿論、これは個人の感想・意見です(^_^)
なるほど、わたしもねえ。自慢出来る生涯になりそうな気はしません。
自分の葬儀の音楽なんて考えたこともありません。
わたしの最後のメッセージは、自慢よりも感謝(お詫び?)でありたいですね。
投稿情報: えにお | 2012-10-27 05:27
えにおさんは、考えたことない?珍しいですね。昔からよく考え,色んな曲を候補に挙げていました(^_^) 段々肩の力が?抜けて来て、何でもないことが浮かんでくる。お迎えが近くなればきっと何も考えない(^_^) 多分,これが一番自然で当たり前の事なんでしょう。
投稿情報: goshu | 2012-10-27 11:50