エンドピンを取り付ける為の部分を,交換してもらった。上の写真が新しいもの、下が以前のもの。以前のものは長くてケースに入れるときに引っかかっていたし,エンドピンを締め付ける部分が壊れていた。
希望通りの色とデザインのものが中古で手に入った。
これで、1年前このチェロを購入してから,本体とペグ以外は全て交換したことになる。買ったばかりでこんなに交換してしまう人は少ないらしいが(^^;)、弦は言うに及ばず(最初はヤーガー+スピロコアの組み合わせだったが色々試したあげく、最終的にはヤーガー+スピロコアタングステンに)、駒(低かった)、魂柱(密着性が悪かった)、指板(センターが合っていなかった,薄くて調整する余地がなかった)、テールピース(黒檀削り出しに)、テールピースコード(カーボンファイバー製に)、エンドピン(カーボンを経てBerlin Sound Pinに)、で、最後の今回のエンドピン取り付け部品、以上を全て新しくした。特に,指板は,真っ黒な黒檀が希少価値になっている昨今、9本の中から一番良いものを選べたのはラッキーだった,A線側の”路肩”も広めに作ってもらい弾きやすい。
前の持ち主だった楽器の収集家でもあったドイツ人のチェリストは、購入以来このフレンチを殆ど調整しないまま弾いていたようだ。そもそも出来たときから,本体は良いとしても駒や,魂柱など荒削り?な仕上げだったようだ。細かい事に頓着しないで作り、頓着しないでバリバリ弾いていたのだろうか。だから、最初は,色々問題があったが,これで、楽器としての問題点は全て解消。大いに弾きやすくなったし,音も元々明るく素直に伸びるものだったが更に張りのある音になった。これから、細かな調整を弾きながら行っていくスタート地点にやっとたった感じ。職人さんからも調整はこれから、といわれている。
前の持ち主だった楽器の収集家でもあったドイツ人のチェリストは、購入以来このフレンチを殆ど調整しないまま弾いていたようだ。そもそも出来たときから,本体は良いとしても駒や,魂柱など荒削り?な仕上げだったようだ。細かい事に頓着しないで作り、頓着しないでバリバリ弾いていたのだろうか。だから、最初は,色々問題があったが,これで、楽器としての問題点は全て解消。大いに弾きやすくなったし,音も元々明るく素直に伸びるものだったが更に張りのある音になった。これから、細かな調整を弾きながら行っていくスタート地点にやっとたった感じ。職人さんからも調整はこれから、といわれている。
楽器というのは繊細なもので、ホンの少し材質が変わったり,重さが変わったり,何かを取り付けたり取り外したり、弦の巻き方を変えたりするだけで音色が変わる。無頓着に,例えばチューナーを駒にくっつけたまま、弾いていたりする人を見かけるが,気持ち悪い(^_^)。
しかし、すっかりこの健康なフレンチがお気に入りで、30年以上愛用して来たオールドイタリアンが過去のものに・・・(^^;)
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