昨日注文した弦が届いたので、休み休み2時間ほど弾いてみた。CROWN のA、D線。New Recipe となっているから、前とは変化したのだろう、一説によると、優しい音はそのままにより張りのある太い音になったとか。さて、実際に弾いてみると
最初は、響くと言えば響くが頼りない感じだった。それまでヤーガーのフォルテを使っていて、張りの強いふわっと言う音とは対称的な弦を使っていたからなおさらだ。・・しかし、だいぶ弾いて弦が楽器に馴染み、あぁこれがCrownの音かと分かってきた。柔らかいと言うより温かい優しい音、人間の声に近い・・ありゃぁ これは魅力的だ・・・それでいて音は十分に大きく、遠くに届く感じがする。柔らかいとか優しいとかは、弱いということに通じるものだが、これはちょっと違う。大きな温かい人間味?を感じるというか・・これで1300円かぁ・・ま、値段のことはさておき(袋も本当に安っぽい)、ほんじゃま 当分使ってみることにしようか。ヤーガーフォルテで、張りと艶のある音を出そうと?していたけれど、そういう禁欲生活はやめて 人間世界に戻ろうか・・って感じ・・?? というか、今の楽器がまだ若く、確かに音は明るく良く鳴るが味わいに欠けている、それを補ってくれる気がする。「到達性のある音」という論評が2箇所みたことがあるけど、それはどういう事かな・・これは、実際広いところで弾いてみないと分からない。一方、張りの強い弦で弾くと、確かに強い音がするけれど、実際に遠くで聴いてどうなのかは分からない。
あ、来年はよいことがあるかも・・・こういう音は良いよね、そうじゃないのも良いけど、こういうのは確かに良いよね。これまで沢山の弦を使ってきたけど、鳴るとかナンとかではない、この魅力的な音色、初めての体験。これまでの使用した弦の選定は大まかに言って鳴るか鳴らないかと言うだけだった気がする。でも、これはそれだけではない。低弦は今回はやめたが、ちなみに、ニューバージョンのC線は、タングステンになったそうだが、値段は据え置きとか。なんと言うことか。袋を立派にして色も工夫すれば、2倍以上高く売れるだろうに・・そういう気はないらしい(^_^) 安いから初心者向けのそれなりのものだろうと先入観を持つのは間違い。
弦の袋には、Made in Denmark by Larsen Strings・・となっている。ラーセンの工場で作っているって事?プリムの工場で作ってるという話も聞いたし、元ヤーガーの社員が作った弦だという話もある。なんか、謎めいてる。
色が可愛いんですよ~。いぜん大船でゴーシュさん、「その黄色は何?安いのなんかよしなさいっ」とおっしゃいましたよ。いえ笑、別にまったく気にしてはおりませんよ。今年はKYがもりあがりました。去年の今頃は思いもよらなかったことです。そんなわけで楽しかった反面なまけた一年でもあります。ポジションが分からない。また言ってもうた(。-_-。)
今年もありがとうございました。
投稿情報: quaicho | 2012-12-29 16:11
quaicho さん え?そんな事ありましたか?この色が可愛い? まぁ、良いけど。・・、ユニークではありますね。これまで、2人しか張っているのみたことない。quaicho さんは弦に関係なく美音の持ち主だから・・。バッハは良い音でした・・・。
ともかく安いのは良い(^_^) 気楽に取り替えられる。
投稿情報: goshu | 2012-12-29 17:21