楽譜の上にメトロノーム、譜面台には、右から、楽譜用老眼鏡(ちなみに老眼鏡は、読書用、コンピューター用、楽譜用の三種類を2個づつ購入してあちこちに置いてある)、磁石付き鉛筆(超強力小型磁石は100均で入手出来るので、鉛筆のおしりをカットして瞬間接着剤でくっつける)、チューナー、ホワイトテープ(余分なものは消してしまわないと見にくいので)、虫眼鏡(楽譜に書いてある小さな数字が読めないので)
色んな事しても楽譜を読む事にかなりの神経が使われている気がする。そもそも、最近の脳科学によれば人間の感覚の中で視覚に費やされるエネルギーはかなりのもので、見なくてすめばより敏感に多くの情報が得られるはず。歳をとると全体の感受性も下がってくるし、目から脳に入った情報に対して再び脳から指先の末端神経まで指令が届いて筋肉が動く協応反応がおそくなる、だから、初見で弾くのは益々難しくなってきているのを実感する。それを改善する方法の1つは,沢山練習して楽譜をパターンとして見られるようにする事,指を型として作る事で反応を速くすると言うことだ。つまり、予測と準備を速くする、と言うわけで、基本エチュードを時々練習に入れる。(ギターやピアノなど和音楽器なら,コードで曲を見て瞬時にその手の形にするのが通常のことだろう)でも、エチュードはともかく、曲についてはなるべく早く暗譜して,見なくて練習できるようにしたいものだ。
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