パガニーニのモーゼ幻想曲、フランクールのソナタ第2楽章・・これらはちょっとサボると弾けなくなる、などだ。前にやっているので,ほぼ暗譜していて譜読みしなくてすむ(^^;)
新しいエチュードとしてはグリュッツマッヒャーのスケールエチュード。
曲の練習は,バッハの無伴奏、まだ、1番のプレリュードとアルマンド止まり(^^;) 秋にはこの2曲でレッスンを受けようと思う。とりあえず、すべての音を完璧に正しい音程と良い音で,雑音をいささかも出さずに弾くのが目標。
ほぼ毎日練習する曲は,すべてコピーをとり,1冊の楽譜用のファイルブックに収めてある。数年前からそうしているが、何冊もエチュードや曲など持ち歩いたり探したりせずに済むので,効率的。必要がなくなったものは外して新しい楽譜を入れる。アンサンブルの楽譜も同様に収納してあるので、1冊がほぼいっぱいな状態。これだけで2時間くらい必要。オケの楽譜はまた別で、そっちまで練習する時間はなかなかない(^^;)
これらは、こんな響くホールでならやる気もするがデッドな部屋ではなかなかやる気にならないだろうと思う。練習には厳しい環境ではなくてなるべく楽なのがいいな(^^;) でないと すぐめげそう・・。とても防音室とかにこもって練習するなんて考えられない。
練習の成果か・・前にできなかったことがそれを特に練習したわけでないのにできるようになっている。たとえば,ハーモニックス、前は練習してもなかなか音が出ない、小さな音で出たり出なかったりしたのが,案外簡単にできるようになったり・・ハーモニックスの練習をしてるわけではないのに・・ホールのせいだろうか・・?? 正しい位置に親指が来てしっかり押さえていること,正しく4度上を押さえ、駒寄りを弾くこと,こうした条件が満足されないときれいな音は出ない。たぶん,10のうち3のできでも,ホールのおかげで8くらいできてるように聞こえるのだろう。でも、3のできであっても0ではない,もし0ならやっぱり結果は0だ。ホールはかけ算だから。足し算ではない,鳴ってないものは鳴らない。正しい音が出せれば良くて,音量は倍増される。基本の正しさが肝心、ということをホールは教えてくれる。これが励みになる。ヴァイオリンと違ってチェロの弦は太くて張りが強いから、ちょっと鳴らすのも大変だ、この鳴らすのも大変,ということが,演奏を難しくしている大きな要素だと思う。それが緩和されれば,チェロもバイオリンのように簡単に音が出せるはず。(バイオリンは簡単だとい言うつもりはないが少なくとも音出しは簡単だ,バイオリンをチェロのように構えて演奏すると下手なバイオリン弾きよりずっと良い音で弾ける)
チェロって楽器は難しい楽器だ。バイオリンでは簡単なこともチェロではそうは行かないことは、バイオリンからチェロに転向した人なら知っているだろう。こんな楽器を素敵に演奏するのは,よほど好きでないとできないことだ。だからチェロ弾きはみんな努力家で,何よりチェロが大好きなのだ。
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