先週、書道教室で、この隷書体が褒められた(^_^) 穂先をどう処理するのか全然分からなくて色々ひねくり回していたが、丸めないで行って帰るだけにしたら、まぁまぁ書けるようになった。
先生の添削の様子を見ていたら、筆の角度が分かった。五書体を習っているが、隷書体が一番好き。この隷書体と楷書体を融合した新しい書体があるのだが、いつかそれを書けるようになりたい。
筆使いとチェロのボーイングは共通のことが多い。先生の筆遣いを見ていると、それだけでうっとりするほどかっこよい。力を抜いて、筆の自然な能力に任せて動かす。思いと穂先の柔軟さが完全に一致している。力は入れていないのに書には力強さがある。私なんかのへたくそだと、おそるおそる書くせいか角がみんな丸くなってきっぱり決然とした活きの良さが出ない。ボーイングの基礎は発音だが、勢いも必要だし、収まり方にも色々あるし、ハネ、ハライ に似たものもあるのではないだろうか。それが音の性格を決めるのかも・・お手本なり楽譜なりを見て、そこにどんな動きがあるのかを読み取ってそれを自分なりに表現する、書も音も生き物だ、と言うことか。
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