裏山の桜が満開となった。窓からあちこちの桜が見える。この時期日本中何処に行っても桜だらけ(先年韓国の釜山に行ったら、日本の比ではない、全山桜だし街路樹も桜、圧倒されるというか多すぎて風情がない(^_^)。が、韓国には日本のような花見の風習はないらしい)あちこちでレンギョウも咲き誇っているし、縁起でもないがボケも満開だ。
我が家の庭のしだれ桜。植えて4年、なんとか毎年花を咲かせるが勢いがない。やっぱり少しは肥料をやった方が良いみたいなので、花が終わったらやってみよう。
ところで、これからの季節、毎日庭を見たり周りの景色を見るのが楽しみ。
今は、食堂の窓から、周りの山の桜が見える。それが一番よく見える場所に座って食事するため、テーブルは丸く作った。6月頃山藤が辺り一面の山を覆う頃はまた場所を変える、月の夜はそのように・・
それは、桂離宮の発想を参考にした、というのはおこがましいけど、桂離宮は天皇家の別荘であり、徳川武家政権に対抗して、自分たちが日本文化の中心であるという、貴族の誇りをかけて、その美意識を徹底的に追究したものだ。すべては美を享受するために、生活はそれに従うと言うようなものだ。四角いテーブルは、座る場所が固定されているが丸テーブルは位置は自由に決められる・・これは簡単な話だが、でも、自由に使いこなすと言うことは長い角テーブルの習慣があると難しい。
こういうことは、いろいろな事に出てくる問題で、気がつかない沢山の縛りがあるものだ。本当にしたいこと、大切なことのために、それを優先して自由に考えると言う訓練も必要だ。
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