色々探して、昔の裸電球に簡単な傘のついた懐かしい灯りを彷彿とさせるものを試しに購入。蛍光灯を外して、スイッチを入れてみると、第一印象、ちょっと暗い(40w相当ののLEDをつけてみた)。しかし、夜になれば、暖かい光に包まれて、今までが明るすぎたのだと思い当たる。
考えてみたら、私の小学校時代はこれが当たり前。傘はぺらぺらの金属だったと思うが、今となってはそれはあまりに実用的すぎる。これは乳白色のガラス製。何故かほっとすると同時に、どうしても昔のことを思い出す。
こんな家で死にたい、と思うのは、モダンな家ではなくて、やっぱり子供時代を過ごした想い出のつまった空間に近いもの。勿論、昔は、これが良いと言うことではなくて、これしかなかった。こんなものしか作れなかった・・と言うだけのこと。今となってあれが良かったというのは、昔のものはみんなよく見える魔法のせい。今の子供が昔の人はファミコンがなくてかわいそうだ、と思うのと同類。
いよいよ、無垢の厚い杉板の床、檜の腰壁、真っ白い漆喰の壁・・・内装工事が始まった。設計の人が工事の挨拶に行ったら隣家の人が自分も内装を木にしたいので、参考に見せて欲しい、と言われたとか(^_^) 歳をとってくると考えることは一緒(^_^)
来月は亡父の13回忌だ。それまでに、我が家のリニューアルも完成するだろう。
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