10年近くたったテラス、あちこち痛んできたので、部分的に切り取って張り直すことに。材木を買いに出かけたが、ぴたりの厚さと巾のものがない。昔の工務店に電話して入手先を教えてもらおうと思った。
が、○○のHですが・・「何処へおかけですか?」あれ、M建築さんでしょ?「そうですけど」○○のHですけど、昔テラスを作ってもらった・・「あ、あぁ、ピアノの形の・・」と言うわけで、名前を言っても分からないが、ピアノの形のテラスと言うことは覚えていたらしい(^_^)
それにしても、自分の作ったテラスの形は覚えているというのは笑った。私も、チェロ弾き仲間の名前はなかなか覚えないが、その人が弾いた曲は覚えている、名前は分からないが、弾いた曲の名前、演奏の癖なら覚えている。
ところで、この大工さん、昼過ぎには、寸法通り切った材を運んでくれた。はやっ! もう床に穴を開けちゃったと言ったので、急いだらしい。ありがたい。だけど、1本、私が寸法を言い間違えて短かった。そしたら、夕方までにまた作って持ってくる、ついでに、予備のも少し持ってこよう、と言ってくれた。原価で良いとのこと。消費税払うと赤字かも・・とか言ってる、たしかに私が材木屋で材を買ってきたらもっとかかる。檜やヒバはホームセンターなんかでは売ってないし。(どうして取り扱わないかというと変色するからだそうだ)
こうなったらものはついでだ、と、腐った屋根の破風の修理を依頼した。そのうち取り壊すからと言ったら、それならトタンを張ってコーキングしておけば一番簡単、と言うので、お願いすることにした。
私は職人さんが大好きだし、職人さんと話すのは楽しい。植木屋さんでも大工さんでも第一目が輝いている。サラリーマンと話しても何かいつも不満、不全感があるようで楽しい感じはしないが、この人達は、やっぱり、仕事が本当に好きなのだろう。その仕事の結果がすぐに分かると言うのもよいのだろう。だから疑心暗鬼になったり、余分な小難しい事を考えないのだと思う。今日、目の前のことを一生懸命やる、明日のことは思い煩うな、その日暮らし、日々好日・・??
夕方一応塗装を終え、張ってみた。後1回キシラデコールを塗装すれば完成。
予備として、まっさらの3.6mのひのき材、表面を削り面取りしたもの、を3本運んでくれたので、今後、補修も安心して行える。こういうテラス材は、手入れしても10年が限界のようだ。でも、これら5本すべてで8000円。安い!
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