チェロの裏板の肩の部分、数年前から胸当てを使っているので、楽器に直接触れることはなくなったが、それ以前は長い間体と密着させていたのでニスが黒く変色しさらにひどくざらざらになっていた。紙やすりでこすってなめらかにしようかと思っていたが、ええい!とばかりアルコールを滲ませた布でごしごし拭いてみた。これが大成功、ざらざらがなくなり、艶が戻った。変質したニスを拭き取ったと言うこと。若いうちは良いけど歳をとったらお化粧しませんと・・
汚れが取れきれいになったので、仕上げは、牛革で磨く。本当は鹿革が良いのだろうがあいにくなくしてしまったので、弓カバーを作るために持っている牛の皮で。布でいくらこすっても輝きは出てこないが、皮は効果抜群。
ものはついでと、弦を全部新品に張り替えた。やっぱり、劣化していたのでした。古くなって段々劣化するので特に何かが問題というわけではないけれど、新品に取り替えてみるとその差は歴然。あぁ、だけど1年くらいはもってほしいなぁ・・
こんにちは。以前、貴愛器への愛情溢れるご投稿に感動してコメントさせて頂きましたしゃふらんです。確かに美しく、趣のある裏板ですね~。拡大してじっくり眺めさせて頂きました。ちょっと赤っぽい感じなのでしょうか。なるほど、そういう方法もあるのですね。私のも肩の部分が同じ状態になっていまして。。。3~4年に一度位ニスを塗って貰っていました。今度試してみます。
投稿情報: しゃふらん | 2015-10-20 20:06
防湿胸当て(チェロビブ)を使えば安心ですね。楽器の肩にビニールを貼ってる人もいますが(^_^)
投稿情報: goshu | 2015-10-21 00:56