カーボン弓購入

CODA BOW DIAMOND SXというカーボンファイバー製のチェロ弓。昔、カーボン弓の走り(日本ではコーダボー1号と称するi島さんが有名？）のメーカーの最新作？ドイツのCELLOSHOP.COMからバーゲンのお知らせがあったので緊急輸入。送料込みで日本で買う1/2〜1/3の6万円くらいだった。

本体の重さは、83g。カーボン弓はどうしても軽くなってしまうが高級品は密度濃く作るので重いらしい。カーボンの初期の欠陥は使う接着剤が劣化してしまうことだったらしいが、改善されただろう。現在、弓が1本しかないので、予備として購入したもの。予備だから高いのは買えないので、これ位の値段なら良いでしょう、ということ。そもそも、私は，同じようなものを2つ所有すること，二股掛けることは苦手？で、良いものは１つにしてしまう癖がある。もし１００万と１５０万の弓があれば，値段に関係なく良い方を残して後は処分し，予備は１０万以下のものにするだろう。弓でも楽器でも，あらゆるものがそうだ。あとから無理矢理処分したことを後悔することがないわけではないが仕方ない。

第一印象は意外と重い、ということ。現在のベッコウ弓が比較的軽い（82g）ので(といってもほとんどバランスの問題)そう感じる。弾いてみての印象、やたら強い！だから、毛の張りをもの凄く弱くする。弓を張るという感じではなくちょっと巻くだけって感じでちょうど良い.

これまでの弓と比べるとしなやかさに欠ける印象は否めない。音色的には魅力がない。弓というのはどうしてこんなにも違いがあるのだろう・・。(^_^)

何しろ、チャンバラしても放り投げても折れないだろうという安心感。練習の合間は床に置いた弓ケースにしまう習慣だが、これはそんな必要ないので、壁に押しピンをしてそこに引っかけることに(^^;)

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後日談　2月8日

　丸2日間、使って見ました。その後これまで使っていた通称ベッコウ弓を使って見ると、全然違います(^_^)　まぁ、元々単なる予備用なので、普段使用する事は想定していない｡絶対にパンクしない車の補助タイヤ(パンク対策)みたいなものといっては言い過ぎ。

後日談　2月20日

　時々使ってきました｡オケで他の人の弓と比較しても，そんなに悪くない。オケのお隣さんに弾いてもらいましたが，がんばらなくても弾ける感じ、とのこと。コストパーフォーマンスはかなり高いようです。ともかく、気を遣わなくて良いのが安心。特にオケの練習など混み合った所では、楽器も弓も心配の種で，弓を落として折ったとか楽器に穴が空いたとか事故があるので。