というか、まだ、山野草に関心も無く見たこともない(見ていなかった)頃、ソニーの回転レンズ式のデジカメ(今でも欲しいデザイン)で、おもしろがって接写を楽しんでいたときたまたま地面近くから接写で撮ったのがこのチゴユリだった。上から見ているだけでは見落としてしまうが、カメラを通して初めてその可憐な美しさを知った。これがきっかけとなり、身近の山野草に目が向いて、そうしてみると実に沢山の花が地上にはある。家の周りは実に山野草の宝庫であることも後で知った。
チゴユリ(稚児ユリ、その花が小さくかわいらしいことから付いた。どの植物図鑑よりこの写真の方が素晴らしい(^_^))というか、図鑑の作者は写真家でもなければ芸術家でもないから仕方ない、比較的良いのは山渓の図鑑で、写真もきれいだし、何よりその生息環境を撮し込んでいるのが良い。)とともに山中湖から持ってきたその他の山野草。広く繁殖したホウチャクソウとユキザサ。
移植に失敗したものに、ミヤマエンレイソウ、ヤマシャクヤクがある。いずれ再挑戦してみたい。
山野草に目が行くと、ガーデニングブームとかでもてはやされているその辺の派手な園芸種よりずっと好きになる。沢山の人がその存在を知らず、見ても目に入らず無視しているけれど、関心を持って路傍の花を見て欲しい。おしゃべりばかりして、これらのものを知らずにやり過ごすのは全く惜しい・・・。
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