今日の昼は、花街・宮川町筋の「蜃気楼」という料理屋さんで、おばんざいを中心としたランチを戴く。実は、朝食を四条烏丸近くの京野菜のバイキングをしている店に行ったのだが、8時過ぎではもう8人くらい行列ができていて、並んでまで食べる気はしないので出直すことにしたのだ。
旅の最後の夕方、鴨川の夕暮れ。その昔、鴨長明が「山紫水明」と言ったのは、今はビルこそ建ってはいるがこんな感じだったのかも。ちなみに、日没後15から30分くらいの間が、空と地面との明るさが同じになって一番美しく、誰がとっても良いきれいな写真が撮れる。また、登山したことのある人ならご存じ、山の頂上から景色を眺めると朝日の昇る前の30分ほどが、刻々と空の色がレインボーカラーに染まって何ともいえない美しさだ。山紫水明とは場所のことではなくこのあたりの時刻のことを言うのだという説もある。
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