銀閣寺の奥から大文字山に登る。所用約1時間。整備されてはいるが,結構きついところもあり、山登りらしい雰囲気も味わえる手頃なコース。五山送り火で有名な大文字山、その途中、火床からの眺めは雄大で京都市を一望する。
初めてなので、どんなものか見くびっていたが、ちゃんと登山の雰囲気である。
途中で、コースは分岐する、右手の方が短い。今回は左の広そうな道を行く。
火床からさらに15分ほど登ると山頂に。
山頂には人がたくさんいて,かなりの人が小さなコッフェルとコンロでラーメンを作って食べている。これは山登りするときは私もやるが、なんと言ってもこれが楽しみで登るのだから,低い高いに関係なく定番だ。(たかが486mの山に来るのに私は持ってこなかったが,後悔した(^_^))ラーメンにもいろいろあるが,マルちゃんの塩ラーメンが一番でしょう。が、私は、時間があれば、うどんと,刻んだ油揚げ、ちくわ、ネギ、出汁を持って登ることにしている。それと、紅茶のセット、そして水彩スケッチの道具、これが登山の定番だ。などとぐだぐだ言っているが、簡単に登れると思って昼食も用意してこなかったので、麦チョコをぼそぼそ食べながら、次回は、具なしラーメンなんか作っている人々の前でおいしいうどんを作ってやると思った。久しくそういう登山をしていなかったが、この光景を見ると、う〜ん・・・。
ちなみに大文字焼きの翌日には、朝からたくさんの人がここに登って、焼き終わり炭となったものを争うように持って帰るらしい。無病息災のお守りにするとか・・。あんなに一斉にラーメンを作っているような人たちだから、きっとすごい勢いなのだろう・・(ま、これは冗談だが)。’京都の人はお祭りにせよ何にせよ、定番行事・風習に対してその熱中ぶりは半端じゃないと言う気がする。土着民の文化というか・・決まった日に決まったものを食べ決まったことをする・・移民で成り立つ東京にはそういうものは薄い。
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