今日は妻が中原淳一の展覧会に行きたいと言うので、1人で行けばと言うと、一緒に行こう,3000坪の庭もあるんだよ,3000坪!とうるさいので、はるばる嵯峨嵐山駅の近くの,天使の森という美術館に行ってみた。その前に、寺町京極通りにある「まきの」という天丼屋で天丼(イ)というのを注文。京都の天丼は,米家のランチの豪快な天丼に次いで2回目。カウンターに座って目の前で調理される揚げたてを食べるというのが売り。
さて、四条河原町からバスで約50分。JR嵯峨嵐山駅のほど近くに、立派な建物」がある。そもそもは,日本画家・第1回文化勲章受章者の竹内栖鳳氏のアトリエだった建物「霞中庵」とすばらしい日本庭園を,買い取ってその敷地内に建てられたもの。
確かに回遊式庭園はすばらしい。そこに建てられた建物も洗練されている。
さてさてそこに立っている4階建てのビル、中原淳一の作品の展示はまだしも、2階、3階、地階に入ると驚くばかりのかわいい人形だらけの別世界。1階以外は撮影禁止なので紹介できないが,すばらしくかわいく美しい。ボディを買って,自分で好きな服やデコレーション、ウイッグなどを着せて楽しむための膨大なグッズとなんだか分からない相談コーナー?みたいのもあり、まさに、好きな人には天使の里といえるのだろう。そこにいる人たちも皆別世界の人たち。スーパードルフィー略して SDというらしい。お客さんが,自分の持ってきた人形を,あちこちの撮影ポイントで撮影している。男性が何人もいる。バスケットに人形を入れて,歩いていたり,喫茶室でテーブルに人形をならべてコーヒーを飲んでいたり・・・信じられない,見たことのない光景(^^;) しかーし、チェロ愛好家だってみな外から見れば信じられないをたくに違いない。ちょっと偏見を取り除けば,分かる世界だ、?本屋の趣味のコーナーに行くと,信じられない世界を紹介する雑誌が山のようだから,信じられないなどと言っているようでは駄目だ。
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