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鴨川を挟んで京都東山の上に昇る月。昔から見たかった景色。その昔、月は平安貴族の憧れだった。銀閣寺も桂離宮も月を愛でるための施設だ。桂離宮は、天皇を迎えるたった一晩の月のために作られたと言っても過言でない。東山の稜線はかろうじて市内から一望できる。遅まきながら、この東山の風情がビルによって目隠しされないよう京都市は厳しい高さ規制をこの地区にしている。個々の文化財も大切だがその文化をはぐくんできた景観も大切だ。
今月15日は、葵祭。
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