昨日、無事?定期演奏会終了。終演後舞台袖にてチェロソリストを囲んでチェロパートの記念撮影。演奏は特に協奏曲では緊張しっぱなしでしたが、全体としてはこれまでになく団員が1つになって演奏した感じで楽しかったです。個人的にはゲネプロが最高で、後は疲れが・・(^^;) 体力も大事です(^_^)
打ち上げの時に、今回ハイドンのチェロ協奏曲ニ長調(最も難しいとも言われる)を弾いたマルモ・スズキさんが言っていたこと。・・・決めごとをしてそれを演奏するというのも良いけど、その時の気分でこう弾きたいと思って弾くことも有り、それは、オーケストラの雰囲気がそういう気持ちにさせたり、お互いの心が1つになってできることでそれは奇跡のようなことだ、とか何とか、そういう意味のことを言っていました。練習の時から、チェロの音、ルバートや音色の変化をよく聴いてどうしたいのかを察知してそれに寄り添うようにとやってきた成果。指揮者の力は大きい。普段の練習でも、弦に偏ることなく、(普通お客さん扱い?の)管のアンサンブル、ハーモニーのバランス、自分がそのハーモニーのどの位置にいるのかを意識するように細かく指導され、繊細さを要求されるので、管の人たちも大いに刺激になりやる気になるのが分かる。細かい注意が向けられ、それによって音楽が豊かになることを体験すればやる気になるものだ。
第二部のモーツァルトの「ジュピター」は難しい曲だが、チェロパートの後ろに入って一緒に演奏してくれたマルモさんは、そこで、ゲネプロや本番で演奏しながら、団員が指揮者をすごく好きだと言うのがよく分かった。皆が喜んで演奏しているのが伝わってきた、とも語っていた。
確かに、そんなわけで、この日は皆が1つになれた演奏会だったと思う。
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