今日も晴れなので、鞍馬山に行くことにする。結構大変だと言う話を聞いていたので、水やお菓子やおにぎりなど万全の支度?で挑戦。出町柳から叡山鉄道で,山奥に入っていく。登山列車だ。途中、窓に触れるほどの新緑のトンネルが美しい,紅葉の時はさぞや、で、席が窓側に向いた列車もある。ビューポイントでは列車はゆっくり進行するとか。
鞍馬駅を出るとすぐ大きな山門が見える。ここから浄域で、原始林の中だ。
登り切った本堂の前からは比叡山もよく見える。
本堂の隅に掲げられた額に書かれた言葉。素直に読めば素直にありがたく,古今東西(何かに固執しない限り)異を唱えることは難しい真理だと思われる。が、実際、そんなことは全く気がつかないような、短絡的で枝葉末節なことにばかり拘泥する小児病的な思潮が世界を支配している。無明の世界だ。
このまま,さらに先に進むと、源義経ゆかりの地域だ。天狗に剣術の稽古をつけてもらったと言われるあたり。義経の霊がまだこのあたりにあると言う・・。
やがて、山を下りきると貴船神社だ。
渓流沿いに川床料理の店が並んでいる。安くても4000円だから、前を歩いていたカップルの男の子が,俺4000円も持ってないよ,と残念がっていた。予習が足りない。というか、もう少し歳をとってからの楽しみだね。
思っていたほど大変ではなく、楽しい山歩きだった。何しろ,原始林だから、神秘的な雰囲気も漂って飽きることがない。
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