で、普通はもちろん開放弦でロングトーンを練習する。しかし、実践的には、これが長く出来ても安心できない。このドッツァウアーの練習曲のように、ボーイングを全弓を使ってキチンと同じ音量で,圧力・スピードを変えて,3拍でも1拍でも2拍でも弾くという練習も必要。テキトーに楽譜をなぞるだけなら訳もないが,厳密にやらなければ練習にならない。サボるとこれがスムーズに出来ない。
初級者にはこれがとても難しいらしい。というか昨日は難しかったから初心者に戻ってしまったわけ(;;) 急いで弓を動かすと最初にアクセントがついたり音が大きくなったり,特にアップボーでノーコントロールだ。合奏の時など,破壊的仕事をする(^_^) でも、気が付いていればまだまし。こういうのは指摘されても急には改善しない。これって結構難しいテクニックなので、日頃気をつけて練習して、バタバタしないで自然に出来るようになっていなければ。
方法としては,まず、右手のボーイングだけ練習して,それから左手も使って楽譜通りに弾く。両方いっぺんにやるのは難しいし、効率的でない。
というわけで、初心に返って,と言うより初心者になって始めからやり直し。しかし、12年前レッスン再開の時と同じで、こういう復習は楽しい。これをやっていけば必ず上達することが分かっているからだ。これをやらないで、名曲を下手くそに弾いて喜んでいるのは不潔だ(^_^)
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