今日はお泊まりの弦楽団の方に誘われて,コレルリの合奏曲に加えてもらった。初見でソロパートだったが、まぁ楽しく演奏出来た。部屋に戻ってメールを見ると、又別の会で、11月にドホナーニのピアノ五重奏とかブラームスのピアノ四重奏のお誘いも。
ピアノの入った室内楽は楽しい。弦として共通の敵?がいるというのもある意味結束するのでよい(^_^) なんだか和気藹々と楽しめる感じがする。
又、関係ない話だけど、40年前、小樽に住んでいた頃、小樽と札幌の2つのオーケストラ、カルテット、ピアノトリオ・・などなど、音楽三昧の毎日だったが(オケの練習は吹雪でも台風でも1度たりとも休まない,誘われたら必ずいつでもどこにでも行くのを鉄則としていたせいか、1年で小樽・札幌で100人くらいの仲間を知るようになった。と言うか私は有名人?になった)その時親しく遊ばせてもらった高校の先生でアマオケの指揮もされピアノも弾かれるT先生、一緒に練習した曲が懐かしい思い出だ。いつもニコニコされていてイヤな顔を見たことがなかった。岩見沢に転勤されてからも呼ばれて,市民音楽祭に一緒に出たこともある。そのTさんが15年ほど前突然膵臓癌で亡くなってものすごくがっかり,北海道に行く楽しみがなくなってしまった。シューマンのピアノ四重奏も少しづつ練習してた。山中湖まで訪ねてこられてゴーシュホールでシューベルトのピアノトリオを弾いたこともあった。Tさんとは音楽の趣味が共通で、正月に集まって6畳くらいの居間で4,5人で合奏したり,レコードを聴いたりして過ごすことがあったが、これを聴きたい次はこれを,と言うのが次々と一致したものだ。
・・なんだか思い出話になってしまったが、そういう親しい人、お世話になっていた人、懇意にしていた蕎麦屋の店主など・・がこの数年の間に次々と亡くなった。実に寂しい。長生きしても親しい人がどんどんいなくなっていくのは寂しいことだろう。
だから、もっとちゃんと練習して、合奏できるときには(あとから思い出して懐かしく思えるように)本当の意味で良い演奏が出来るようにしなければ・・・合奏とは人とするもので、自分勝手に弾きたい曲を弾くというものではないのだから、上手なロボットが出来て完璧に合わせられても意味が無いだろう。
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