今日は年に1度の恒例行事、勝沼の山梨園さんに伺ってブドウを食べてきました。こちらのブドウ農家とは30年来のお付き合いです。ある旅行雑誌で究極のブドウ、として取り上げられたのがきっかけでした。それから、毎年伺っては,旬のブドウを頂き、あちこちに送ってもらったりしていました。
何となく気があうのか軽口を言い合っている内に
すっかり仲良くなって、
秋の終わりにブドウ棚の下でおでんを食べたり、春にはまた誘われて近くのモモ農家の畑で満開の桃の花を眺めながら食事したり・・山中湖まで遊びに来てくれたり,親しくお付き合いさせて頂いていました。最近は息子さん夫婦に任せてあちこち旅行に行ったりして家にはその写真が飾ってあります。私たちは、1度このブドウを味わってから、もう他のブドウは一切食べません。近頃は、色んなヨーロッパ種のブドウ(例えば、シャインマスカットなど)がスーパーにも並ぶようになってきましたが,同じ名前でも見るからに全然違います。粒の色も形も・・。この山梨園さんは、このヨーロッパ種の草分け的存在で、長年研究を重ね苦労して沢山の品種を育ててきたのです。
近年大病を患って、昔の元気がなく、あんまりしょぼしょぼ歩いているので,杖をついたらどうかと言ったら,そんな事したら近所の人になに言われるか分からない。ありゃもう駄目だなとか・・と笑っていました。是非長生きしていて欲しいものです。昔、農家の人は老後とか定年後とか引退とか言うことはないのか尋ねたら、それはないね、死ぬまで働いて,近頃あのじいさん畑に来ないなとかで聞いたら死んでたとか、そんなもんだねと言っていました。なんだかそれは理想的な事なのかも知れないと思ったのでした。いわゆるサラリーマンみたいに定年があって,第2の人生だか、老後の生活とか,それが普通のように思いがちだけど、そうじゃない・・。自然の中で自然と一体化して生きて死んでいく,見かけはどうであれ実際にはそういうもの、そうでないように線を引いたり分離したりする方がおかしい。
すっかり仲良くなって、
秋の終わりにブドウ棚の下でおでんを食べたり、春にはまた誘われて近くのモモ農家の畑で満開の桃の花を眺めながら食事したり・・山中湖まで遊びに来てくれたり,親しくお付き合いさせて頂いていました。最近は息子さん夫婦に任せてあちこち旅行に行ったりして家にはその写真が飾ってあります。私たちは、1度このブドウを味わってから、もう他のブドウは一切食べません。近頃は、色んなヨーロッパ種のブドウ(例えば、シャインマスカットなど)がスーパーにも並ぶようになってきましたが,同じ名前でも見るからに全然違います。粒の色も形も・・。この山梨園さんは、このヨーロッパ種の草分け的存在で、長年研究を重ね苦労して沢山の品種を育ててきたのです。
近年大病を患って、昔の元気がなく、あんまりしょぼしょぼ歩いているので,杖をついたらどうかと言ったら,そんな事したら近所の人になに言われるか分からない。ありゃもう駄目だなとか・・と笑っていました。是非長生きしていて欲しいものです。昔、農家の人は老後とか定年後とか引退とか言うことはないのか尋ねたら、それはないね、死ぬまで働いて,近頃あのじいさん畑に来ないなとかで聞いたら死んでたとか、そんなもんだねと言っていました。なんだかそれは理想的な事なのかも知れないと思ったのでした。いわゆるサラリーマンみたいに定年があって,第2の人生だか、老後の生活とか,それが普通のように思いがちだけど、そうじゃない・・。自然の中で自然と一体化して生きて死んでいく,見かけはどうであれ実際にはそういうもの、そうでないように線を引いたり分離したりする方がおかしい。
今年も新しいブドウ、まだ、売りに出せない試作中のものなど幾種類も食べました。特にこれはと思ったのは、このハート型のブドウです。農家によってはホルモン剤などを使って,馬鹿でかい粒にする所もあるとのことですが,ここは完全無農薬で、もちろん怪しげなホルモン剤などは使いません。そういうものを使わず完熟するまでじっくり育てると、とても濃厚な味になるとのことで、試食してみると、濃いマスカットの味、うまみが凝縮して思わずうなりたくなります。一般に売るほど沢山とれないので、甲府市内の某有名洋菓子店にのみおろしているそうで、タルトケーキの上に輪切りにしたこのハート型のブドウを乗せているらしいです。そりゃ綺麗でしょうし、ケーキの甘さとは別格のこのブドウの甘さがどんな調和になるのか興味があります。
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