やっと選挙が終わった。党利党略と言うより私利私欲による解散総選挙。ずっと前から思っているのだが、政治家という物は必要なのだろうか。政治解説者や評論家はいくらいても良いし有益だろうけれど、意思決定をするのはあくまで国民だ。人に任せる必要はない。これまで便宜的には議員が必要と言うことだったろうが、交通手段と通信手段がこれだけ進歩した現代で、代議員による間接民主主義の政治なんて物が民主主義の唯一の方法だろうか。
民主主義は交通手段と通信手段の進歩に比例するはずだから、インターネット時代では直接民主主義が可能になるはずだ。政治家は自分の私利私欲がかかるから反対するだろうが、本当は検討すべき事じゃないのだろうか。ましてや、将棋や囲碁でもロボットが名人に勝つ時代だ。その気になれば、できる限り公平でリスクのない政策を立案したりコントロールする人工知能が出来ていっても良い。セカンドオピニオンとして活用するのでも良い。AIを活用したシステム、リスク管理も伴うシステムを作ることは可能だろう。訳の分からない私利私欲に駆られて大衆を扇動したり、無駄な税金を使ったりする手合いよりよほどましだ。どんな場合でも、出来ない言い訳をする時の人間の情熱はすごいのだから、このことでも難しい理由を挙げることはいくらでも出来るだろうが、やってみたら良いと思う。AI は決して明治時代の帝国憲法に憧れたりしないだろうし。
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