難しいエチュードはやる気がしなくなってきて、毎日の練習に使うのは昔からこれ。ドッツァウアーの133の練習曲第2巻の41番。シュレーダーでは1巻の66番。この2つは楽譜は同じだが、運指の指定が異なり違う練習課題になっている。前者をやってから後者をやるのがよいみたい。第1ポジションから第4ポジションまで、正しい形で素早く移動する。これをやっておかないと音程が安定しない。特に難しい事はないけれど、歳をとってくると普通のことで躓いたりするのと同じで、毎日のラジオ体操みたいな物?これが良い音で安定して弾けないとアンサンブルの仲間になれない?
近頃京都に行くことが多くなってチェロに触れないので、段々劣化してくるので、こういう基本練習が欠かせない。短いドリルを組み合わせて気楽にやれるように。あとは、ハイポジションへの移動の練習と言うことで3度のスケールとフィヤールのエチュードをやる。上達はしないが最低限の「ラジオ体操」というか「みんなの体操」レベル。
で、このあとは、責任のあるものから、室内楽、オーケストラ、個人課題曲・・の順。だから、いつまでたってもベートーベンが先に進まない(^^;)
ところで、使っている譜面台。サントリーホールを始め多くのホールに常設されているのと同じ。ぐらぐらする折りたたみの譜面台と違って、場所をとらずにがっちりと安定していて、鉛筆・消しゴムなどなど置く場所もあり、「ちゃんと」練習する気になる。気分の物だが、気分が大事。特殊金属でさびない、劣化しない。文京楽器で製作されている物で、同じ形で様々な設定があり、これは室内楽用(低めに設定されている)。夫婦で懐石料理を1回我慢すればおつりが来る値段。
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