氷点下マイナス１８度

一昨日山中湖の最低気温はー18℃とのことで、心配になって戻ってみた。概ね異常ないと思ったが，台所の奥の水が出ない。ちょろちょろ流しっぱなしにして行ったはずだが，駄目だったようだ。そこで、ともかく、ストーブで温めることに。効率が悪いが他に方法がない。

６時間ほど温め続けても水は出ない。室内はかなり暖かくなったのは良いが、すると、今度は、食器洗浄機の下から水が出てきた。慌てて確認すると，水抜きバルブが破裂していたらしく、暖かくなって氷が溶けて，管から水が溢れてきたのだ。こんなことは３０年で初めてだ。これを止める方法が分からない。ひたすら雑巾で水を拭いてはバケツに入れていくが，とても間に合わない。給水の大元を止めたい所だが、この配管がどうなっているのか、分からない，何とかボイラーに続く管を止めたが，ぴたりとは止まらない。そういえば外に台所用の止水栓があるのを思いだして雪をかき分けて見つけ出すが何とこれが壊れている。万事休すで，設備屋さんに電話するが、あちこち大変でフル稼働しているが今日は行けそうもないとのこと。緊急事態になるほど私の勘は冴えてくる？のは昔からで(テストの山勘はもの凄い確率であたる）、洗浄機の横にあるパイプに小さな四角い突起がでているのを発見、これをペンチで回したら，ぴたりと止まった。

このまま帰るわけにはいかないので１泊することにした。それにしても山中湖は寒い。よくこんな所に３０年も住んでいたものだ。というか、馴れていたから我慢できたのだろう。東京では、マイナス３度で大騒ぎしているが、私の感覚では、マイナス１０度は、まぁ普通に寒い。本格的に寒いと言うより冷たくなるのはマイナス１５度だ。この気温になると、外で鉄に触ると皮膚がくっつく、ガラス戸の内側が凍る、・・・すっかり寒さを忘れていたので、痛いほど寒くて、雪かきなんかしていると手足の先がおかしくなりそうだ(手袋するの忘れた(^^;)）

応急処置はこれで良いので、あとは，設備屋さんにあちこち修理交換してもらうしかないので、障害の詳細を紙に書いて貼っておいて，あとで勝手に不在中の家に入って(鍵をヒミツの場所に置いておいて）見てもらうことにした。

流しの水はまだ出ないので、とりあえずストーブを付けたまま、富士吉田まで食事に出かけた。行ったのは，富士吉田の｢蓮」という中華料理の店だ。ランチは色々なセットがあるが、海老のチリソースは１１００円、麻婆豆腐は７８０円だ。とにかくおいしいので、是非お勧めしたい。

 

 

 

 

帰りのペンション近くの道からの富士山。雪の量も多く、かなり寒そうだ。今日も明日も明後日もマイナス１５度前後の予想。

戻ってみたら，水が出るようになっていた。少し多めに流しっぱなしにして作業終了。

家は住んでいないと水回りは何かと問題が起きる。去年は上手くいってもこれで安心というわけにはいかない。経験を積むしかないが，そのたびに床上浸水状態だ。半年で２回の経験。嬉しくない。