前庭に植えたクリスマスローズが満開。本当は、前庭には日本の山野草を中心に植えているのだが、唯一、このクリスマスローズだけは,何となく日本的な感じもあるので,後ろの方に植えて見た。花は大きいが下を向いている。
こういうとき、回転レンズのデジカメは威力を発揮する。地面すれすれからレンズを上に向けて撮影。デジカメでなければこういうことは出来ない。昔、SONYのDSC-F77(これまで毎年のように新しいデジカメを買ってきたが未だに捨てずにいるのはこのカメラだけ)というカメラを買って、こうやってチゴユリを接写した時から山野草に興味が沸いた。山野草は,普通に歩いていても気が付かないような小さく地味な花が多いので,普通でない視点を持たないとその美しさに気が付かない。
花は下を向いているのと上を向いているのがある。確かコブシは下、木蓮は上だ。(ちなみに我が家の白木蓮の大木を見た通行人が,あっコブシだ!とか言っていたりするが,わざわざ注意はしないが,木蓮とこぶしは全然違う) いよいよ桜の季節だが、富士桜は小さく下を向いている,その姿から乙女桜とも言われる。
今日は天気もよいので、つばきを4本挿し木、セッコクを株分けして3本の古い木の株に埋め込んだ。
これは、数年前、懇意にしていた植木屋のおじいさんから譲ってもらった物で、和製ランの一種で,5月頃薄いピンクの綺麗な花が咲く。そのおじいさんはお喋り好きで,色々と木の手入れについて教えてもらった。癌で亡くなったがもっと色々教えてもらいたかった。
ふと気が付くと,木の陰に濃い色のスミレがあった。
これからは良い季節だ。外に出ているのが楽しみ。
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