雨が降って苔の緑が鮮やかになってきた。苔の中で道祖神もしっとりと。もちろん、どこか路傍の道祖神を失敬してきたのではない。10年ほど前、宮城の石彫家に依頼して作成してもらった物だ。子供達も独立し、再び夫婦2人だけになって、仲良く暮らしたいという願いを込め、我が家に来る人、道を通る人にもお裾分け?ということで・・
時と共に苔むして、エビネもその周りに増えてきて辺りの景色と一体化して良い感じになってきた。
この前庭は山野草を沢山植えていて、苔の管理も大変だが、なじんでくると段々手が抜ける。飛び石や灯籠は全て昔取り壊した実家から運んできたもの。少なくとも70年の歴史(私の思い出)がある。
ついでに、この作家の石彫は、鎌倉長谷寺に数体、京都詩仙堂の庭にも数体置いてあった。ということは他の寺にもあるかもしれない。皆兄弟だ。
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