来年の目標を1冊にまとめる。これだけ持ち歩けば他に楽譜はいらない。
何度も弾いている曲だけど、バッハの1番、これまでは、カザルスも使ったペータース版から始まって、トルトゥリエ第2版、カザルスのアレクサニアン版だったが、今度は持っているだけだったカザルスのフォン・トーベル版(何しろ20年以上カザルスについて習った高弟でもっとも信頼できるもの)でさらうのを来年の目標に。その他、取り組むべきエチュードや曲をコピーしてファイルブックに差し込む作業。以前から続いているものもあって結構厚いが、毎日全てをさらうわけではなく、メインとして取り組む曲以外はその日の調子や気分であっちこっちかじり弾き。
来年はベートーベン生誕250年と言うことで、今から注目されている。ま、ベートーベンは前から課題としてやっているし、所属のオケでもベートーベンだけのプログラムで定演がある。それも大変だが、いくらベートーベンが偉大でも、これだけで1年過ごすわけには行かない。一生は短いのだから、1年はあっという間で、あと何回か繰り返せばおしまいなので、やっぱりバッハだ。
以前レッスンを受けていた頃、バッハについて言われたのは、ともかく、第一に、正しい音程とリズム、そして、1つ残らず全て良い音で弾くこと。かすったり、雑音を出したり、中身のない音は出さない。これが基本。弾き流すなんてことは出来ない。
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