ギア入りペグに交換して5日たった。最初は、音がひっくり返ったり(これは、慌てて弦を張った為溝からずれていたのが原因だった(^^;))、響きすぎたり落ち着かなかったが、チェロコングレスでゴリゴリ弾いたせいか、やっと音が落ち着いて問題ない、というかよく大きな音で響くようになり、音色も根本的には変わることなく、交換は大成功という感じ。エンドピンで音が(畳を板張りにしたほどに)変わる以上に、小部屋から小ホールになったほどの大きな効果がある。
これまでのペグは板に穴を開けて挿して、これまで作った4枚の駒と一緒に梁から吊してみた(^_^) MyCelloの歴史。
ギア入りペグを使うと、チューニングがこれまでと感覚が違う。ペグは抵抗なくにゅるっと回るのでどうも気持ちが落ち着かない。戻ってくるのではと心配だ。ギアなんだからそんなことはないはずだが、これは慣れが必要(^_^)
普通、ペグでチューニングするときは、正しい音程より下から少しずつ上げて行くのだが、そのスピード感と、ギアの回転との感覚がまだつかめない。
ペグでチューニングするのが原則的には楽器にはよいらしい。下に付けたアジャスターでチューニングしているとペグが段々変形し硬くなったりするし、駒が前後に強く引っ張られるので、傾いたり、次第に上に移動してくるものだ。
ま、見た目シンプルでスッキリして気持ちよい。誰にでも勧めるものではないけれど(音の変化が予測できないから)、駄目なら元に戻せば良いだけの話なので余裕のある人はやっても悪くない。私のように、以前から、アジャスターのネジが気に入らないなどと考えていた人には朗報かも。
コメント