長く使った楽器は時々補修が必要になる。ビリ付くようになったので。先日見てもらったら、ナットのスリットがすり減って溝が深くなったのが原因。応急処置として紙を挟んでマジックで黒く塗っておいた。出かける用事が出来たので、持っていって一晩預けて、ナットを外し、下駄を履かせて持ち上げることになった。写真に撮ってよくよく見ると、美しくない光景(^^;) 過去の補修の跡もハッキリ。
ついでに書き添えておくと、ギア入りペグの動きがおかしいので、ラスペネ(Kure556よりまともな潤滑剤)を可動部分の溝に吹きかけたら改善した。最初からそうすれば良かった。
ギア入りペグは、2種類試したが、最初は音色に違和感(鳴りすぎる)があり、発音の仕方がこれまでと違って弾きにくいが、これは慣れと何故か松脂をちゃんと付ける(松脂は本当に大切)ことで(^^;)改善して、今ではすっかり慣れてしまった。よく分からないが、これまでちゃんと弾かなくてもボーッと弾いていてもなんとなく曖昧に良い音?で鳴ってくれていたのが、これからはちゃんと意識して注意して鳴らすようにしないといけなくなった。なので、音だしの基礎練習を心がけるようになった。そもそも音色というものは、ボーイング次第だということを再確認。
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