今朝、注文しておいた新しい弦が届いた。Larsen Magnacore Arioso の A線だ。そもそもはここ数年Pirastro Permanentが定番の弦であったが、ギア入りペグにしてから、少しA線に不満が出て、他の弦を試し始めた。まずは、Jargerのdolce。これがなかなか良い感じで2週間ほど使ってみたが、コロナの影響で?ネットサーフィンをしていたら更に気になる弦があった、と言うこと。Ariosoは、ノーマルより細く、soft弦という仕様だろうか。ヤーガーのdolceがとても相性が良かったので。
- ・不快な金属音がありません。
- ・ピアニッシモでの演奏でも感じるはっきりとしたレスポンスの良さ。
- ・弾き始めから発揮される最高のポテンシャル。
- ・雑音が少なく豊かな倍音とすばらしい音量
Magnacoreは使ったことないし、Larsenも昔使ったことがある程度。このAriosoも上記同様の響きだろうが、線が細くテンションが低く弾きやすいということだろう。
しかし、問題は値段。A線が6600円もする。実質販売価格は4700円前後。今回は、あっちこっち探して最安値4200円。だが、さすが高級品。ビニール袋の中にロウで封印された紙袋、それを開けると更に密閉ビニール袋の中に入っている。品質管理が行き届いている。こんな弦は見たことない。ヤーガーなんてただ紙袋にいきなり弦が入っているだけ。(さらにハズレ弦もある。だから品質管理の良い高級品の方が経済的の可能性もある)消費税のカード決済での5%還元も今月いっぱいだから、買うなら今だ。
さて、試し弾きしてまだ1時間もしてないから、真価はこれからだろうが、今のところ結論は「良い」。心配になるような音はしない。よく響く。かつふくよかな響きで好きだ。テンションはさほど低いとも思えない、と言うか、パーマネントも太くて張りの強い弦と言うことになっているが全然そんな感じはしないし、気にならない。驚くのは高域の発音の良さ、ハーモニックスも容易に綺麗に鳴る。2,3ポジション辺りの温かい響きも良い。全く欠点が見当たらない。音像が曖昧にぼやけることなく倍音が豊かで気持ちよく弾ける。ヤーガーdolceでも不満がないのだが、その遙かに上を行く。改めて「うたい文句」を読むと、看板に偽りなし、その通りだと納得。後は、それがどれだけ長続きするか、だ。賞味期間が短いと定番弦にはならない。
・・・D線も買っちゃおうかなぁ。あと、3日間かぁ。G Cも期待できるなぁ。だけど、パーマネント1セット未開封で買い置きがあるんだよなぁ・・・
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