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スペインの旅

  • 13 カザルスの生家
    2005年10月31日から12日間、生まれて初めてのヨーロッパ旅行に家族で出かけました。

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2004-12-02

コメント

先日、弓の毛替えで佐々木バイオリン工房を訪ねて、ついでに楽器(古いイタリア製)のチェックもしてもらった。(佐々木さんが言うには、楽器のチェックをする為にも毛替えは年に1度はやるとよいそうだ)あまり、楽器のことをほめない佐々木さんだが(私の楽器の第一印象は「がらくた」)楽器の名前とかブランドとは関係なく、クオリティは高いので自信を持って使ったらよい、調整は微細なところがあるだけで、今やらなくても良い、とのこと。
 で、弦について、低弦のスピロコアのタングステン弦は、普通はびゃーびゃーいうのだが、このチェロは板が薄く、ちょうど良い感じで鳴っている。タングステン弦といってもラーセンも他の弦もそれぞれ特徴が違い、タングステンなら何でも同じという訳ではない、とのこと。楽器の今の状態が変わらないなら、今のチョイスが最適とのこと。ただ、佐々木さんの好みはパーマネントの音だそうだ。
 素人は、よく、色々弦を変えて音が良くなったたとかなんとか言う物だが、弦を替えて音が良くなるのなら楽器の調整なんか必要ない簡単なことになってしまうが、弦を選ぶことも楽器のコンディションによって変わるし、少し楽器をいじったら前使っていた弦が良くなくなったり、その逆もあり、楽器全体の調整、求める音楽や音など総合的に「追い込んで」いかなくてはならない。素人はぜひとも信頼できる楽器のプロを味方につけるべきだ。
 これは、特殊な高級な話ではなく、上手い下手に関係なく、楽器をベストコンディションに維持するのは、弾きやすさに直結するし(私は、楽器のネックが下がっていることに気が付かず、古い楽器は大概そうなるらしい、ハイポジションが弾きにくくて20年近くを無駄にしていた)、やる気にも楽しみにも大いに影響する。

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