10年前の阪神淡路の災害の後、復興を助ける為に日本国中からチェリストが集まってイベントが開かれた。今年は3回目である。その5月に神戸で開催される「1000人のチェロコンサート」に出演することになって,先日楽譜が送られてきた。私のパートは5番チェロ。これは知っている人はすぐ気が付くことだが、クレンゲルの「12本のチェロの為の讃歌」と言う有名な曲で、ただ1本ゆったりとした主旋律を歌い出すパートである。ま、一番おいしいパートで、アンサンブルをするとき、図々しい人は「私、5番弾く」といち早く宣言し,善良な人は「どこでもいいよ」という。もちろん、私は後者であって,5番に指定したのは事務局である。
今年は,国際チェロコングレスの最後にコンサートがあるので、指揮と指導はなんとロストロポービッチである。
最近のコメント